常勤医師のインタビュー

転職先に在宅医療を選んだ理由を教えてください。

A先生 外科出身 在宅勤務4年目

私は卒後、外科医局に入り、7~8年目くらいになると、手術や術後管理をよく任せられるようになりました。しかし思い返せば、私が理想とした医師像は診療所で働いていた祖母です。専門性や手技を研くより、もう少し幅広く診療したいと思いました。転職前は在宅医療のことを全く知りませんでしたが、見学で診療同行について行ったら、高血圧や糖尿病など慢性疾患管理から緩和ケアや人工呼吸器管理まで在宅対応している疾患の幅広さに驚きました。また、私は学術研究や診療以外の事務仕事よりも、患者さんとの診療に時間を集中したいと思っていますから、四つ葉の勤務スタイルがぴったりでした。

在宅医療に転職を考えている先生に、必要なスキルや向き・不向きなどアドバイスをお願いします。

F先生 家庭医出身 在宅勤務7年目

いやいや、私に聞かないでください。私も向いてるかどうかわかりませんからね(笑)。
見ている患者さんの多くは高齢者です。疾患は認知症、寝たきりなどの慢性期疾患から、ターミナル、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病などで幅広く、慢性疾患の健康管理から緩和ケアの看取りまで色んな患者ニーズに対応していきます。最初からすべてに対応することを求められませんから、仲間医師と一緒に少しずつ知見を深めながら、成長していけます。在宅で患者さんやご家族、または支えてくれる看護師、介護職などとコミュニケーションを取ることが大事ですから、人の話をよく聞いて、人とよく話すことができれば、きっと在宅医療を楽しくやっていけると思います。

新しい職場にうまく馴染みましたか?

O先生 血液内科出身 在宅勤務3年目

四つ葉に就職してから、最初の1ヶ月は常勤医師との診療同行でした。診療よりは、在宅医療の雰囲気や仕組みについて徐々に慣れていくことを目標設定されていました。ベテランの先輩在宅医と診療アシスタントと一緒にまわっていく中で、話を聞きながら、マンツーマンで教えていただきました。私の場合、慣れるまでに2ヶ月かかりましたが、患者さんを少しずつ任せてくれました。同行研修が終わっても、同じチームの医師にフォローしてもらえ、分からないことがあれば、朝夕のカンファレンスで色々質問し、みんなで一緒に考え方向性を出しますので、慣れるまで一人であまり悩まずに済みました。四つ葉にいる先生はもともと総合診療科や家庭医の先生もいれば、外科や緩和医療など専門出身の先生がおり、いろいろな経験を持ち合わせているので、チーム内の話し合いはとても面白く、カンファの時間も楽しく勉強になります。

在宅医として、どんなところにやりがいを感じますか?

F先生 家庭医出身 在宅勤務7年目

一言でいえば、より深く、長く患者さんをみることができます。病院に比べて、在宅医療はより長く患者さんの生活を支えていけます。疾患を効率的に治すだけではなく、目の前にいる患者さんの性格、価値観、家族関係、経済状況などを知って、最も彼/彼女らしい在宅生活に医療で支えられます。外来に比べて、在宅医療は一日でみる患者数が少ないため、一人ひとりの患者さんとより深く触れ合えます。患者さんの自宅に行けば、必然的に好みや生活スタイルが見えてきます。また、患者さんに合わせた比較的ゆったりとしたペースで診療ができ、真摯に向き合えた後に、よく笑顔や感謝の言葉をいただけるので、医師として嬉しいです。

四つ葉の「グループ診療」で働いてみて、どんな特徴がありますか?

A先生、外科出身、在宅勤務4年目

私の場合、診療以外の仕事も抱えながら、ずっと一人でやっていきたいと思っていませんし、それに向いていないことも最初からわかっていましたから、開業したいという考えはありませんでした。孤独になることがなく、いつも相談できる仲間医師と一緒に四つ葉で働けることが私にとって貴重です。
四つ葉は主治医制とグループ診療の体制をとっているので、主治医に現場の意思決定を任せられています。医師が判断に迷う時や困った時に、すぐ助け合える仲間医師がいることがグループ診療の強みです。具体的に、医師全員が同じ対応できるように、朝夕にサインイン・サインアウトカンファレンスを行っています。日々感じた臨床の疑問を、その場で相談し、みんなで知恵を絞って解決していきます。また、3~6ヶ月おきに、カルテレビューを全員で行い、エビデンスに基づいて適切な医療を行われているかを評価されるので、緊張感を持って仕事を続けていけます。

どういうふうにプライベートの時間を過ごしていますか?

F先生 家庭医出身 在宅勤務7年目

病院勤務の時に比べて、プライベート時間が多く感じます。夜間と休日は宅直医が全て対応してくれますので、病院から全く電話がかかってきませんから、リラックスして休めます。宅直当番でなければ、平日は18時過ぎに家についていますね。勤務スケジュールもフレキシブルなので、平日に子供の参観など学校行事に参加できます。長期休暇は里帰りしたり、海外旅行に出かけたりします。

どんな職場ですか?

A先生 外科出身 在宅勤務4年目

一緒にはたらく仲間は女医もいれば、海外留学した経験の医師もいます。みんな同じく30代で、風通しのよい職場です。